『"Hello, world."』
このページにはこのエロゲーに関するネタバレがあります。
未プレイものは読まないようにしましょう。
2003.6.18
奈津美ノーマル→若菜ノーマル→若菜ツルー→千絵梨ノーマル→
千絵梨ツルー→遥香ツルー→深佳ノーマル→深佳ツルー→ここで力尽きた。
共通ルートが長すぎてもうやってられん。
あちこちのレビューサイトが言いたいことは言ってくれているので、
プレイ中に思ったことをいくつか。
・キャラに萌えない。魅力に欠ける造形だ。
・共通ルート長げえよ。
・シナリオの矛盾がうぜえ。
・スクリプトミスの多発は許す。
・GT2と突然ポルシェと呼び方を変えるところがムカツク。
・遥香だけ少し萌え。
・友人によれば、序盤は人間がどのように物事を把握していくのかトレースしているとのこと。
・奈津美ノーマルエンドはよかった。
あー、だりい。
面白いけど、だるい。
2003.8.22
上の感想書いてから大分時間が過ぎて、まだ公開していないわけだが。
読み返してみると我ながらひどい書きようだ。
少しまとめなおしてみよう。
ハロワへの不満点をまとめると二つある。
キャラクターの魅力が乏しいところと、共通ルートが長すぎるところだ。
後者についてはプレイすれば判るのでいちいち説明するまでもないだろうから、
前者について少し考えてみよう。
なぜハロワのヒロインたちは魅力的でないのか。
類型化そのものは萌え要素の発露として許されて当然であるし、
エロゲとしては用いるのが当然であろう。
キャラクターの書き分けは出来ている。だけどそれはヒロインが魅力的である理由にならない。
一番の問題はヒロインに深みがないことだろう。
ノベル系エロゲのヒロインはほとんどトラウマを持っており、
主人公によるヒロインのトラウマの発見及びそこからの開放が、プレイヤーとヒロインの
距離感を近づける効果ももたらしている。
ハロワのヒロインはトラウマ持ちといえるほど精神的に弱くはなかった。
だけど、トラウマなしでもキャラクターを魅力的に語ることは出来るのだ。
これはヒロインとプレイヤーとの距離感の問題だから。
印象としては、奈津美たちはただの操り人形にしか思えない。
彼女たちがひとつの人格として感じられない。
キャラクターは表面的なところしか描かれず、本心を語ってみてもそれは本質を表している
などとは思いもつかない。
このサイトでは三点しか与えていない「はっぴ〜ぶり〜でぃんぐ」のヒロインの方が
はるかに親しみやすく、身近に感じることができた。
人間の人格とは、表面上はものすごく多面的であるはずだ。
環境が変われば人格も変化する。それこそ万華鏡のように。
奈津美はさらわれてしまっても、日常の延長線上の対応しかしない。
いまだ学校の中でふざけているかのような反応にしか思えない。
シナリオライターは奈津美をひとつの人格として扱っているのではなく、
ただ設定の通りに書いただけなのだろう。
もっと単純に、筆力が足りないのだ、と言い切ってもいいかもしれない。
いや、単純すぎるかもしれない。
少なくとも主人公の自立型AI/ロボットはヒロインよりも魅力的だった。
他にもいろいろ文句はあるが、ここでは書く必要もないだろう。
んで。
ハロワのよかったところ。
これはもう、単純明快に、強力なストーリーテリングがあると述べるだけにしておく。