歴史でわかるイングランドによるアイルランド抑圧政策(12世紀の教皇命令)
今年は2003年、1922年にアイルランドが自由国として独立してから81年目にあたります。
この独立までには800年ほどの苦闘の歴史があります。
この歴史をみれば、アイルランド人が叛乱好きだと誤解されるのもやむを得ません。
アイルランド人の苦闘の歴史の始まりは、12世紀に端を発します。
そのころ、ケルト民族として内輪で争っていたところ、時の教皇に目を付けられてしまいます。
なんとこの教皇、「アイルランドはイングランドの領地だ、だってイングランドが支配しないと
内紛でひとが死にまくるじゃん、あそこの教会ってローマに盾突いてなんかムカツクし〜」
などと教会の権威を最大限利用した発布をやってしまいます。
内輪で争いまくっていたケルト人にとっても大きなお世話です。
しかも、この教皇はイングランド人です。まるで新潟に新幹線を走らせた田中角栄元首相
みたいな地元への利益誘導を、堂々とやらかしてくれています。
権力者に逆らえないのは世の常、支配地を欲しがっていたイングランド人どもは、
さっそく軍隊を送り込んでアイルランドを支配してしまいましたとさ。
これが20世紀になってから無駄に火種になるのも知らずに……。